うめ缶

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美しい城南宮の雅な枝垂れ梅と椿

先日、城南宮へ行ってきました。
久しぶりの城南宮は朝一からすごく混んでて、数年前はここまでは混んでなかったなぁ。

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新型コロナウィルスのせいで、もっと空いているかと思っていたけど、そう思った日本人は私だけではなかったようです。
外国人の姿はなかったけど日本人で激混みでした。

 

この日は京都駅八条口から出ている“らくなんエクスプレス”の朝一番の便に乗りました。

9時5分がその日の一番早い便で、15分ほどで到着。

9時開門に9時半ごろには着いたのに拝観料を払う列に10分ほど並びました。

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一歩中に入るとそこはもう別世界。
枝垂れ梅が本当に美しくて、こんなに美しかったら混んでもしかたないかなと思ってしまうほど。

枝垂れ梅の林がずっと続いていて、きっと誰も人間がいなければとうとう天に召されたかと思うかもしれません。

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流れる小川。

手入れの行き届いた緑の苔。

梅の枝を忙しそうにとまっては隣の枝にうつるメジロ。

もう全てが完璧すぎて、ここから一歩も動きたくなくなる気持ちになりました。

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平安京に都が遷った時に、国の安泰と都の守護を願って創建された城南宮。

神苑には「源氏物語」に描かれた花木が80種以上あって、「源氏物語花の庭」と呼ばれています。

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緑の苔に絶妙な位置に計算して配されたような赤い椿は、枝に咲いている時よりも美しいと城南宮のこの庭で教えていただいたような気がします。

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苔に落ちた椿に木々の隙間からスポットのように射す光も絵画のように美しかったです。

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咲き誇る満開の梅とは違う、美しさと儚さと。

美しいものを見ると元気になりますね。

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美しい日本庭園を見るたびに思う、日本人でよかったなという気持ちは、なぜか歳をとるごとに増えていきます。

美しいなと感動することも歳をとるごとに増えています。

 

2020年2月24日撮影

 

 

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