うめ缶

好きなものだけつめあわせ

雨にまつわる美しいことばとコロナ前と後で確かに変わった自分の価値観

今年の梅雨は雨が多かった。

災害も多くて雨が多いと怖いものだとここ数年は特に感じます。

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自粛生活が終わって通常モードにと思ったら、長雨も手伝っておうち時間がすっかり楽しくなってしまいました。

いいのか悪いのか消費マインドがすっかり冷え込んだ自分の消費行動が元に戻るのか、甚だ怪しいと感じています。

コロナ前と後で確かに変わった自分の価値観。
雨の日は雨のことを考えてあれこれ空想するという楽しみ方さえ身につけてしまいましたよ。

 

雨の日には「雨のことば辞典」

雨にまつわる美しいことばが並んでいました。

梅雨籠(つゆごもり)ということばがあって梅雨の時期に雨で外出できないで家にこもることなのだそう。

雨音を聴きながら音楽を聴いたりお菓子を作ったり本を読むのもいいですね。

心が落ち着く風情ある日本の梅雨は、まんざら悪いことばかりでもないですよ。

 

週明けには梅雨明けでしょうか?

 

 

雨のことば辞典 (講談社学術文庫)

雨のことば辞典 (講談社学術文庫)

 

 

 

 

 

アラフィフです😁

 

歌舞伎と浮世絵の世界を和楽(わらく)6月号で深める

 さっそく和楽(わらく)6月号購入しました!

 

さて今月号の中身は・・・

いきなりの表紙のオーラ溢れる市川海老蔵さん!

海老蔵さんと浮世絵の特集です。

海老蔵さんは歌舞伎界の大名跡、市川團十郎を今年の5月に襲名される予定でしたが、「緊急事態宣言」を受けて襲名を延期されてるそうです。

大切な襲名披露の公演も延期され残念です。

十三代目市川團十郎白猿襲名を控え贅沢な独占インタビューが掲載されています。

 

興味深かったのは、現在の歌舞伎の形に定まった元禄歌舞伎から300年の中で代々演劇史に名を残す名優だった團十郎ですが、初代から十二代目までの團十郎を一人一人紹介しています。

おなじみ写楽の浮世絵になったのは五代目。

團十郎それぞれの時代背景とともに紹介されていて興味深い記事です。

 

そして浮世絵が歌舞伎をどう描いてきたかを解説しています。

写楽、春信、豊国、春章、国貞、国芳。

当時の流行を生み出した浮世絵ですが、歴史を知るにはとても勉強になりました。

描かれた役者の背景を知るとさらに面白いですね。

 

絵巻について解説した、絵巻「原寸」美術館も面白かったです。

「源氏物語絵巻」や「築島物語絵巻」などから美術的な意味合いや発展の過程、技法、種類などを解説。

これから見られる名作絵巻の展覧会情報がまとめられていて、コロナが終息したら行きたい気持ちがさらに強くなりました。

 

東大寺「盧舎那仏」にまつわる七つの謎についてもわかりやすい解説。

個人的には付いていた大仏のポスターの裏側の、北極星を背にする大仏殿の写真が美しい。

大仏殿は真北を背にして建てられていて、1000枚連続自動撮影して合成したデジタル写真は大仏殿の真上に北極星を中心に円を描いていて荘厳。

四つ折りにして本に挟まれていたので、折り目のないポスターがあったら買いたいと思いました。

 

 

付録は国芳の浮世絵から猫が2冊のノートになりました!

縦と横、ドットと方眼の2種類で、個人的には黒の猫またが大好き。

裏には国芳直筆の「大でき」が!!

もう何に使おうか悩んでいます(笑)

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美術館が閉鎖していて寂しい日々ですが。

こうして知識を吸収して、いつかくるコロナの終息に備えておこうと思います。

きっと、あと少し!

がんばりましょう!

 

和樂(わらく) 2020年 06 月号 [雑誌]

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コロナ後は魅力的な本屋さんと美術館とカフェへ

おやつ消費が爆上がりな近ごろです。

本屋さんで一目惚れの本がこちら。

「関西文系散歩」

 

店主のセレクトが個性的な小さな本屋さんや古本屋さんがたくさん紹介されていました。

あと気になる美術館と博物館も。

 

神戸市立博物館は2019年11月にリニューアルオープンしたばかりですが休館中。

そして大規模なリニューアル工事を経て4月にオープンするはずだった京都市京セラ美術館も、結局未だオープンできずにいます。

楽しみは少し先延ばしに、ですね。

今までは美術館とカフェをハシゴする休日だったけど、これからはお出かけのプランに本屋さん巡りを組み入れようと目論んでます。

 

今はまだ叶わないお出かけも、その日を楽しみにイメトレを。

先にやりたいことや行きたい場所などの予定を置いとくと力が湧いてきます。

ほら、アスリートは勝利をイメージして勝負に挑むでしょ?

そんな感じのポジティブなイメージで。

その前にお部屋の隅の積読コーナーの本を消化しなくてはね。

 

 

関西文系散歩(エルマガMOOK) (えるまがMOOK)

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【映画】謎の多いゴッホの人生の最期が気になる「永遠の門 ゴッホの見た未来」

気になっていた映画があって、先日久しぶりに映画館へ。

 

水曜日はレディースデーで通常一般1,900円なのが1,200円!

 

ちょっと重かったお尻が数センチ浮き上がります。

 

気になっていた映画は「永遠の門 ゴッホの見た未来」

 

ここ数年は美術館めぐりが趣味で、もちろんゴッホも好きな画家のうちの一人。

 

感情をストレートにぶつけるような強い色彩は嘘がないような気がして心揺さぶられるんです。

 

ネタバレになるので詳しくは語れませんが、生前のゴッホの不器用であるがゆえの苦悩、人間関係をうまく築けないことに苦しんでいるところなど、現代の人間と全く変わらない。

 

ゴーギャンとのやり取りや弟テオとの絆。

 

耳切り事件の時のゴッホの心情。

 

そしてゴッホの最期。

 

今は誰しもが知っているゴッホですが謎の多いゴッホの人生の最期を、

 

「やっぱり私もそうだと思う。」

 

そんな描き方でした。

 

ゴッホの人生を知ると、ゴッホの絵がより深く理解できるような気がしますよ。

 

 

 

映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』が11月公開

ゴッホが題材になった映画っていくつかあるけど、やっぱりドラマティックで謎めいているところが、もっと知りたいと思わせるのでしょうか?

数奇なその運命のストーリーを、また他の映画とは違った切り口で見てみたいですね。

映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』が11月公開です。

gaga.ne.jp

 

 

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