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関西の6月に観たい美術展はこれ

6月も後半。

今年の関西はなかなか梅雨入りしませんね。

でも、今週末には梅雨入りの可能性だそうです。

雨が降るとお出かけする勢いが削がれてしまいそう。

そこで見逃さないために、6月に関西で観たい美術展をまとめてみました。

 

 

【6月に観たい美術展〜関西〜】

「特別展「印象派からその先へー世界に誇る吉野石膏コレクション」/ 兵庫県立美術館 

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大手建材メーカーが1970年代から収集した吉野石膏コレクション。

19世紀半ばのバルビゾン派から印象派キュビスム、抽象画へと移り変わる表現72点の作品を見ることができます。

モネ、ルノワールゴッホ、そしてボナール、カンディンスキーユトリロシャガールなどの珠玉の名作の数々が名古屋市美術館に続いての巡回です。

兵庫県立美術館が終了すると、次は三菱一号館美術館へ。

かつては挑戦だった印象派の表現から、その先へと変化していく絵画表現の歴史を楽しみたいですね。

 

 ◎開催日時

2019年6月1日(土)~7月21日(日)

午前10時~午後6時(金・土は午後8時まで)

入場は閉館の30分前まで

◎休館日

月曜日、7月16日(火)

※7月15日(月・祝)は開館

 ◎4/9〜5/26 名古屋市美術館

6/1〜7/21 兵庫県立美術館

10/30〜2020,1/20 三菱一号館美術館

 

「トルコ文化年2019 トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」/ 京都国立近代美術館

20世紀初頭まで数百年間にわたり栄華を極めたオスマン帝国

勢力を拡大しアジア、アフリカ、ヨーロッパにまたがった強国だったオスマン帝国は、多様な文化を取り込み芸術の花を開かせたようです。

とりわけチューリップは宮廷で愛され、文学や芸術においてもモチーフとして好まれました。

東京の国立新美術館に続いて、次は京都国立近代美術館での公開。

優美で華やかな古の美を、トルコの歴史とともに感じとりたいですね。

 

◎開催日時

2019年6月14日(金)~ 7月28日(日)

午前9時30分~午後5時

6月〜金、土曜日は午後8時まで開館。

7月〜金、土曜日は午後9時まで開館。

※入館は閉館時間の30分前まで

◎休館日

毎週月曜日、7月16日(火)

※ただし7月15日(月・祝)は開館

 ◎3/20〜5/20 国立新美術館

6/14〜7/28 京都国立近代美術館

 

 「ヒグチユウコ展 CIRCUS」/ 神戸ゆかりの美術館

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絵本の世界をさらに膨らませてヒグチユウコの世界が楽しめる大規模な個展です。

ヒグチユウコの絵本は猫や少女、不思議な生き物たちがかわいくて不思議な魅力があるけれど、そのキャラクターはどこか悲しげにも見えてきて胸がキュンとしてきます。

初めての大規模個展で、約20年の画業の中で描かれた500点以上の作品が見られます。

猫のボリスに会えるのも楽しみ!

東京での開催に続いて神戸で開催。

その後は全国数カ所で巡回の予定です。

 

◎開催日時

2019年6月15日(土) ~ 9月1日(日)
午前10時~午後5時
※入館は閉館の30分前まで
◎休館日

毎週月曜日、7月16日、8月13日

※ただし7月15日、8月12日は開館

 ◎2019,1/19〜3/31 世田谷文学館

2019,6/15〜9/1 神戸ゆかりの美術館

2019,9/12〜11/4 奥田元宋・小由女美術館

2019,11/9〜12/22 佐野美術館

2020,2/1〜3/29 高知県立文学館

など全国巡回の予定。

 

7月もいろいろ見どころの多い美術展が始まるので楽しみですね。