青りんごをめぐる冒険。
兵庫県立美術館は安藤忠雄氏による建築です。
そこにオブジェ「青りんご」が最近置かれたとのこと。
青りんごを探してコンクリートの迷宮を散策しました。
本当にこの建物はどこを切りとっても楽しくて、ここにくるとついついシャッターを切りがちです。
この時も私と同じように、カメラを首からぶら下げて散策している人を何人か見かけました。
お互い話しはしないけどいいスポットがあると「ここいいよね。」って言いあってるような気がして。
お互い干渉しないルールでもあるかのよう。
意外に外国人も多くて、観光スポットの一つに選ぶなんて嬉しくなりますね。
面と直線と曲線が織りなす造形がこんなに美しいと感じたのは安藤忠雄氏の建築が初めてかもしれません。
何度来てもドラマチックだと感じるし、新しい発見あって建築シロウトの私でもとっても楽しめる場所。
「青りんご」は米国の詩人サムエル・ウルマンの詩「青春」をモチーフにして、安藤忠雄氏がデザインしたそうです。
なんだか気分は「不思議の国のアリス」ですが・・・。
実はしっかりオトナです。
そんなかなりのオトナも散策に夢中になれる、兵庫県立美術館はかなりおすすめのお散歩コースですよ。
美しい安藤忠雄氏の建築はグレーの迷宮のようです。
青リンゴの色だけが無機質なグレーの世界に鮮やかに。