先日、兵庫県立美術館「印象派からその先へー世界に誇る吉野石膏コレクション」に行ってきました。
兵庫県立美術館では、いつも入り口の手前でその美術展の見どころとも言える絵が立体のキューブになって迎えてくれます。
これも楽しみの一つ。
ここで写真を撮るのがお決まりで、どの絵があるのか楽しみ。
この日観たかった絵、モネの「睡蓮」にお出迎えされてちょっと気分が上がります。
この美術展ではモネ、ルノワール、ゴッホ、そしてボナール、カンディンスキー、ユトリロ、シャガール・・・。
19世紀から20世紀にかけて描かれた72点の珠玉の絵画を、3章に分けてフランス近代絵画の流れを紹介しています。
1章 印象派、誕生 〜確信へと向かう絵画〜
2章 フォーヴから抽象へ 〜モダン・アートの諸相〜
3章 エコール・ド・パリ 〜前衛と伝統のはざまで〜
やはりこれだけの名作の数々が並ぶと息つく暇もありません。
一つ一つ丹念に見てまわるのは本当に楽しかったです。
観たことのある作品も、自分の歳を経るごとに深みを増して感じられます。
再び同じ作品を観ても、受けるこちら側の内側が変化しているようです。
それはうれしい変化。
こういう感じかたの変化を俯瞰で観察するのもおもしろい。
歳をとるのも悪くないって思いましたよ。
この日に購入した図録。
表紙の絵はシスレーの「モレのポプラ並木」。
購入したカードは左から、
ドガ「踊り子たち(ピンクと緑)」
ゴッホ「静物、白い花瓶のバラ」
モネ「サン=ジェルマンの森の中で」
楽しみなミュージアムショップで買ったのはこちら。
クロードモネの「睡蓮」が描かれた缶に入ったチョコレート。
兵庫県立美術館のオリジナルで、中のチョコレートはゴンチャロフのチョコレート。
ミルクチョコレートとスイートチョコレートの2種類が入ってます。
食べた後に何を入れようかと思いをめぐらせてしまうモネの「睡蓮」の缶。
鉛筆入れにしようかな・・・。
「印象派からその先へー世界に誇る吉野石膏コレクション」
2019/6/1〜7/21