先日、大好きなヴォーリズ建築の大丸心斎橋店へ。
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計で、1933年の建築。
2019年にやっと立て替えが完了。
完成まで本当にやきもきしたけど、また美しい姿が見られて本当によかった。
建築当初はネオ・ゴシックの塔屋の華やかな外観とアール・デコの内装でしたが、戦争の空爆で5階以上と中央の吹き抜けなどの大部分を失ったそうです。
そんな中残った歴史的価値のある外観と装飾をうまく再利用してのリニューアル。
残された美しい外観と内部の装飾を堪能してきました。
外観の細かな意匠も楽しめるのがヴォーリズ建築の魅力かも知れませんね。
心斎橋筋側の中央玄関の外側にあるテラコッタの孔雀は同じ位置にありました。
この孔雀がまた見られてホッとしました。
300年近く前にアメリカから輸入されたもので、最初は当時の下村社長がフェニックスを注文したのに、どういうわけか孔雀が送られてきたと記録が残っているようです。